耳鼻咽喉科
よく質問されることをまとめてみました。
ご参考になさってください。
A:
黄色い鼻水で痰がらみの咳をしているような場合は、直接鼻・のどを覗き、汚い鼻水を除去できる耳鼻科の方が良いと思います。逆に熱だけ(鼻症状や痛みがない)、もしくはおなかの症状(下痢・腹痛)が中心の場合には小児科の方がよいでしょう。A:
内科と耳鼻科の大きな違いは、耳鼻科では鼻の奥・のどの奥を直接見ることができることと、その重症度がわかるということです。汚い鼻が出て顔や頭が重くなる副鼻腔炎や、時には命にかかわる病気である喉頭蓋炎(息苦しさを伴う激しいのどの痛み)などは耳鼻科でなければ診断できません。また副鼻腔炎は長引く咳の原因の1つにもなります。このような症状がある時には耳鼻科の方がよいでしょう。逆に消化器症状(腹痛・下痢など)が主症状の場合や、なにも症状がないのに微熱が続くなどは内科の方が優れていると思います。A:
耳鼻科が得意とするめまいは内耳(三半規管)からくるものになります。頭を動かすと激しい(特に回転性)めまいがある場合、もしくは激しいめまいと同時にどちらかの聞こえが悪くなる、耳鳴りを伴う場合などは内耳からの可能性が大です。一方一瞬ふらっとする、ふらふらしてまっすぐ歩けない、足に力が入らない、気が遠くなるなどのめまいは内科(神経内科)で診てもらうといいでしょう。